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丹沢塔の岳集中山行 勘七の沢
三村 重義

山行日 1962年3月25日
メンバー (L)三村、佐藤、保坂、花岡、足立

 堀西でバスを降りて左に入っていく。神社を過ぎると畑地になる。道は広くいささか退屈であった。森戸も過ぎてやがて四十八瀬川の広河原に出ると林道は終わり左に本流、右に勘七の沢の出合になる。ここで朝食を摂る。
 岡野さん達と別れ沢を登る。すぐダムが現われるが左に巻きゴーロ状に出る。少し行くとF1が見えてくる。水の流れ際を直登する。ホールドもスタンスも良く簡単に登る。F2もF3も左側を難なく登れた。F3の落口に立つとF4の二段の滝が現われる。下段は左側を上段は左より右にトラバース気味に登るとF4の落口に立つことができる。
 ダムを越すと勘七の悪場である。F5が見えてくる、左側を高巻くルートと直登のルートがあるが今日は高巻きのルートを取る。左側にトラバースをしながら登りF5の落口に立つ。F5を過ぎると水量も減りゴルジュに出る。両岸が迫りはしたが難なく過ぎるとガレ場になる。ガレを登り詰めていくと花立に出ることができた。


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