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入笠山
佐藤 昇弘

山行日 1962年5月27日
メンバー (L)佐藤、野口、荒井、笠野、溝越、細野、長谷川、福地、田谷、伊藤、辻谷、印坂

 前夜、新宿駅を最終の23時55分で発つと、6時5分青柳駅に着く。国道に出て右、諏訪方面に歩き指導標によって大沢部落への道に入る。部落を抜け沢沿いに歩くとしばらくで尾根に取り付き高原の中を歩くようになる。振り返ると八ヶ岳が見える。7時、見晴台に着き朝食を終わり7時35分、見晴台を出発。しばらくで御射山神芦からの道を合する。8時45分、金打平の入笠小屋の前に出る。9時45分出発、小入笠と入笠の鞍部、御所平峠に向かう。御所平峠には牧柵があり牧柵沿いに急な道を一登りで頂上に着く。1955mの頂上からは中央アルプス、御岳、北アルプス、鉢伏、八ヶ岳、富士山、南アルプス等の展望が素晴らしかった。10時55分、頂上を出発。東南の仏平峠に下り御所平峠からの自動車道と一緒になる。
 11時30分、白樺に囲まれた峠から20分くらい下ると、所々に湿原が現れ大阿原湿原になる。指導標により富士見駅へ左折、まだ咲いていないスズランの青い葉が美しかった。14時、八ヶ岳を見ながら若宮の部落に着く。富士見駅には14時45分に到着。


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