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皆さんちょっと
代表 長久 鶴雄

 皆さん、新年おめでとう、今年も〇〇山麓にてとか、またスキーですとか、但し書きの年賀状が2、3通も来た。毎年年頭に当たって何かと言わされるし、また自分でも今年は!と正月決心をするのだが、年をとるとなかなか思うようにはいかない。だがしかし今年はいつもとは違う。何故なら!三峰も満30年を迎えるからだ。
 かつて私は同じ年頭の言葉で『今年こそは』と題したことがあった。当時は戦争の余波で低年齢者がいなく我が会の年齢層は私と同年配であって自分達は若者のつもりで張り切った。あれから17年嬉しいことに三峰も若返って現在の委員並びに会員諸氏の活躍で目覚ましい発展を見るに至った。今度こそ諸君の番である、17年前の私の『今年こそ』を諸君は再確認し実現に移し、会の発展に鋭意努力していただけるものと固く信じています。
 古い会員から『大分会も右翼になりましたね』と便りが来た。私はこの右翼ということを行動的と解釈しています。彼はゴツイところばかり行くという意味であったかも知れませんが、私はゴツイもポピュラーも共に行動的であることを望みます。行動的という言葉の裏には、たゆまざる研究、綿密なる計画、責任等があることをお忘れなく。要するに山をよく勉強して積極的に山行きをやりましょうと言うことです。
 昨年の大集会に出席して若者たちに接し『老兵は死なず...』などと言っていられない気持ちになりました。私もまだまだ皆さんのお供ならできます。三峰30年を迎えて私も『今年こそは!』ともう一度言わせてもらいたい。そしてゴツイのは自信ないがポピュラーなら務めて右翼になろうと決心した。また会の運営についても最大限に働かせていただく心算。会員諸君のご支援をお願いします。お互いに三峰山岳会30周年を光輝あるものと致すために...。
 余談ですが今年もまた正月早々に遭難の記事と勝手な批判が新聞に載りました。全く胸くそが悪い。我々は山をもっともっと勉強しましょう。そしてこのような事が起きないよう、不愉快な批判の対象にならないよう、お互いに気を付けてこの一年を頑張りましょう。
 年頭早々駄弁放言ご容赦ください。
1月3日記


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