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千足沢からつづら岩
山越 勲

山行日 1962年12月23日
メンバー (L)山越、三村、花岡

 7時新宿発、参加申し込みのあった人のうち、三村君しか来ない。偶然つづら岩に行くという花岡君に遭い合同する。
 五日市駅前で不足物資を整え本宿へ。そこから千足まで歩いて千足沢に入る。沢筋の道を辿ること小1時間、二つ目の滝で誰言うともなく昼食にしようということになり。すき焼き鍋を囲む。約5人分あるので半分で満腹となり、腹を空かすため尾根に出ることにする。荷物を置いて沢から急な尾根に取付く。木の根、草の根に掴まって出た所は馬頭刈尾根つづら岩の直前だ。3人とも岩好きときているのでつづら岩を前にしてはただでは収まらない。早速中央部に取付く。私だけ1回でへばって昼寝、元気な2人は更に別のルートを登る。汗を流して先刻の場所まで戻り再び鍋を囲む。
 一日の短い冬の夕日を背に浴びながら、往路を戻って車窓の人となった。1年に何回かはこんなのんびりした山行もまた楽しい。

〈コースタイム〉
本宿(10:15) → 千足(10:30) → 千足沢F2(11:20~12:10) → つづら岩(12:30~14:30) → 千足沢F2(14:40~15:55) → 千足(16:20) → 五日市(17:10)


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