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菅平、志賀高原スキー
浦島 幸子

山行日 1963年1月1日~4日
メンバー 浦島、片岡、椎名

1月1日(曇)
 午前7時10分、長野行急行で上野を出発、車中半分を眠って過ごした。碓氷峠辺りから雪が見え始めたが積雪少なく心細い。
 上田に着いても市内には全くなし、バスで菅平へ、ここにはさすがに雪はあったが僅かでしかもカチンカチンのアイスバーン状になっていた。夕方少し滑り雪の降ることを願いつつ早寝。

1月2日(晴のち雪)
 雪降らず良く晴れている。午前中宮前スロープで滑る。ここもアイスバーン状で、元大根畑だったらしく大根が雪の下から顔を出している。これではどうにもならない。菅平を諦め志賀へ向かう。
 2時間ほど山を下り仙仁からバスで須坂へ。須坂に着く頃、先ほどから曇っていた空より待望の雪が落ちてきた。電車を待つ間に激しくなり、辺りはたちまち白く変わった。湯田中からはバスで志賀高原へ登る。途中雪のため2時間くらいストップ。
 蓮池へ着いたのは9時少し前でこれから宿探し。けれどあるかどうか?案の定初めに行った所では満員で断られてしまった。幸い次に行った白樺壮では相部屋ならと言ってくれたので一安心。

1月3日(雪)
 午前中宿近くの丸池で足慣らし。午後ぶな平で滑る。帰りは凍った雪道を下ったため、尻制動を止む無くされアザだらけとなる。

1月4日(晴のち雪)
 この例会もいよいよ今日限り。朝からぶな平へ。天気は上々、しかしゴンドラで2時間も待たされ昨日券を買っておけばよかった...とぼやいた。良く滑り、良く食べ、帰りは上野行特急の特等席に収まり、足の下にある警笛を鳴らしつつ無事帰着。
(係の方は必ず参加してください、大変困りました)


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