山行日　1964年2月16日～17日
メンバー　小島、花岡、牧野

　大岳山山行を変更、赤城山スキーにする。上野を16日の朝出発。上天気に胸を躍らせて赤城山へ、バスが喘ぎながらようやく到着。早速、宿に荷物を置き、生まれて初めてのスキーを履く。新調のスキー靴と板でゲレンデに飛び出しては見たものの、何せ初めてのこととて七転八起ならぬ八転七起？どうやらこうやら直滑降の体勢に入る。小ちゃな子供のスイスイを横目で睨みながら大の男のギャップ作りが夕方まで続く。小島さん達の謎コーチにあって、ボーゲンで『曲がった曲がった』と喜んだところで本日の練習は終了。
　翌日はリフトに乗って、上からカッコイー、直カッコーは小島さん達。小生はあ足がすくんで命からがら下までゆき、昨日の続きのゲレンデ荒しのギャップ作り。
　3時で練習を切り上げ、初物ずくめの小生のスキー行を終わったのである。そして、ここにスキー気違いがまた一人誕生したことになるであろう。アー親不孝を許したまえ!!