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苗場国際スキー場
上曽 三郎

山行日 1964年1月26日
メンバー (L)上曽、宮坂、小島、佐藤、野田、花岡、浦島

 後閑駅からは早朝の国道17号線を快適な気分で進む。皆の頭が車の滑らかな揺れに連れてあちらこちらと傾く。
 約1時間、三国トンネルを出ると雪国である。浅貝の部落を過ぎ清津峡の流れ緩やかな対岸に国際スキー場がある。物凄いほどの大型バスや自家用車が並んでいた。
 このスキー場のコースは放射状に6コースに分かれ、一番長いコースは1,300mほどで魅力充分、また雪質も非常に良く信濃地方を思い出させる。しかし、残念なことに雪量が少ないために所々に熊笹が顔を見せていた。
 割合空いている中級コースで新人のH君にプルルークやプルルークボーゲン等でみっちり絞る。K、N、S君はパラレルをそれぞれ練習。大先輩はもっぱら『山ヤの古スキー』でエッチラ。皆、上達が速く係としてこんな喜ばしいことはない。午後になると疲れが出たのか軽い捻挫をしてしまったので早目に切り上げることにした。


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