山行日　1964年10月25日
メンバー　原口、内藤、牧野、溝越、椎名、佐藤

　7時20分発(新宿)、新松田の駅で溝越君と合流、総勢6名となってバーナーとコッフェルがあるということで頂上ですき焼きパーティと決定。1時間ぐらいバスの時間があるので駅前の食堂で朝食を摂り、その間に原口、溝越君でガソリンや野菜、調味料、肉を買い求め、9時25分山北行きの臨時バスに乗車することができた。9:30に尺里橋に着き、ここでサッポロジャイアンツを近くの酒店に買いに行く。ポカポカする陽射しの中、一本道をのんびりと川沿いに進む。空は青空、快晴である。一本目の橋を渡り、地蔵様のある道を左に登る。登り口の民家で野菜を洗わせてもらい、みかん畑の中をハミングしながら登る。みかんも黄色に実り、風もなく蒸し暑いくらいで、ススキの原に入ると頂上もすぐで、下からノーピッチで2時間弱の歩き、頂上ではバレーボールやフォークダンスを楽しむ人達で賑やかである。眺めは良く富士山が近くに見え、海は光り、太陽は眩しく丹沢の山々を見ながらサッポロドガーンで乾杯、すき焼きまことにええでした。せっかくの楽しいハイキング来ないとだめですよ皆さん。合唱をして、ススキに囲まれて3時まで3時間半をのどかに昼寝、麻雀でもあれば最高なんだが、言うことなし。
　頂上で写真を撮り3時10分に頂上発、虫沢峠3:20に着き、高松山牧場の小牛を恐る恐る触ったが、なかなか可愛いものですよ。部落から自動車道路をだらだらと下り出発した尺里橋バス停に着く。バスが来ても満員で素通り、痺れを切らし歩き出す。間もなくバスが我々を追い抜いていく、後の祭りであったが5:40新松田駅着、山道よりくたびれた、6時3分当駅始発で7:17に新宿へ着く。椎名さん、内藤君帰り、後の4人で新宿駅の近くのツミ木店でリーチにポンだとわめいて散会。