トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ214号目次

新年にあたって
委員長 播磨 忠

 新年おめでとうございます。
 また、新しい年を迎えましたが、会員の皆さんには、昨年をふりかえり色々と反省や悔いがあったと思います。また満足な一年を送った方もあるでしょう。歳の始めに計画や目標を立てても、仲々それを消化出来ないことも多いに違いありません。まして我々仕事を持っている社会人では、ヒマの面でも金銭の面でもおのずと限界があります。私も昨年をふり返り仕事に追われる毎日で、ロクな山行も出来なかったことを反省しています。
 しかし皆さんもそうであったように、私も私なりに努力をして来たつもりです。今年も新しい年が始まり、皆さんも色々な計画や目標を立てていることでしょう。会員どうしそれらを話合ったり協力し合ったりして、一歩でもそれに近い満足な結果を得られるように、皆んなで努力しようではありませんか。そうすることが結果的に会を発展させることだと思うのですが。
 三峰山岳会も今年で三十八才を迎えます。近年会の山行がヤブ臭くなったと思われる方もいるかもしれません。しかしそれも良いと思います。会の性格というものは先輩から受け継がれる伝統もあるでしょうが、現在の会員の山に対する考え方が強く反映されなけれぱならないのです。それが自然と会の性格として現われるのだと思います。ですから会員一人一人は自分が会を背負って立っているのだ、ということを自覚して、これから一年思い切って行動して欲しいのです。
 くだらないことを長々と書きましたが、要するに山にたくさん登りましょうということです。


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ214号目次