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明神岳集中山行
明星ヶ岳コース
小池 泰雄

山行日 1972年10月29日
メンバー 野田、小池、松本、長崎

 一番ラクな所は何処ダンベエ、てな訳で選んだのがこのコース。一応当会屈指の横着者を紹介しましょう。ヨイトマケの義っちゃん。飲んべの野田さん、神経性盲腸炎の松本さん。長崎の人?長崎さん、冬になると会員である事を思い出し、普段は借金取りで生計を立てている私の計5人。小田原にて登山電車に乗り替え、強羅に着いたのが10時過ぎ、地図を頼りに登山口を目指す。小学生の頃一度登ったことがあるが、そんな昔のことを覚えている程頭の良い訳が無いので、アッチコッチで聞きながら登り口を目指す。森林が浅く、視界が開けているのでワリカシ高山の感が有るが、車の音が聞えてくるのは良く無い。一ピッチで明星ヶ岳に着き、明神ヶ岳方面を眺めるがここであまりの遠さに早くも一番乗りを諦める。勇気を持って諦めるという事は大切な事でござんす。てな具合で一番乗りは出来なかったが、比較的真面目にやったので、ハナの差で連は外さないで済んだ。しかし、まあ一度ぐらい一番乗りをやって見たいもんだ。


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