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大ダワコース
柴田

山行日 1973年5月20日
メンバー 小島、別所、斉藤、柴田、山本、長崎

 5月19日、土曜日、前夜集合の小島さん、別所さん、および斉藤さん、私を含めた4人で集合場所の新宿小田急前を出発したのが定刻より45分遅れること8時近く。山本さんと長崎さんを待ったのですが現われず、後から来るだろうと新宿を出発しました。私は奥多摩は初めてですし、下調べなど忙がしさにかまけて、先輩の後にくっついて行けば良いんだ、などと空恐しい新人ぶりを発揮し、中央線の電車の中で別所さんからガイドブックと5万分の1の地図を見せてもらいかろうじて明日の目的地を確認した次第。立川で途中下車し、食料とアルコールを補給し、駅へ戻ると丁度、山本さんと長崎さんがホームに並んでおり、全員揃いました。立川から2時間弱深夜、永川のバンガローに到着し、小島さん持参の球摩焼酎で宴が始まり、飲むほどに酔い、酔うほどに飲み、宴たけなわの時、戸がガタガタとたたかれ、稲田さんが到着。
 翌日、日本晴、バンガローで朝食のラーメンを食べ、9時25分出発しました。すぐ裏手の愛宕山神社から登り始め1時間程で神杜の山頂に立ち、一服したのち、小天狗、大天狗を通過し、1,046mの三等三角点に達し10時40分、鋸山の登り少し引き返し点より下って林道に出て、御前山への登りにかかりました。ところが先輩諸氏の吐かれる息たるや胃の中に酒樽が入っているのではないかとあらぬ疑いを持ったほど?とは言いながらも私など新人のペイペイは後からついて行くのが精一杯で昼食に頂いたミルクのおいしかったこと。こんなにミルクがおいしかったなんて!。そして御前山の頂上へ着いたのは1時35分頃でして、後発組が到着されました。頂上で前夜組と日帰り組が合流し、3時5分、御前山を出発し、4時25分には林道に出た。途中、ワサビ畑が随所に見られ涼しい風が谷をわたり楽しい山行でした。橋詰に出る途中、7月に行なわれる三峰祭の川原を橋の上から見学、実り多い一日でした。


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