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秋の集中
真木 直彦

山行日 1974年10月20日
メンバー 野田、庭野、別所(由)、田中、甲斐、別所(進)、勝田、長久、真木、他1名

 晩秋の奥多摩の臼杵山は小雨が降ったり止んだりの肌寒い山でした。
 集中参加者は10名。各2名のパーティーを組み、沢を4本、尾根を1本のコースをとって指定されたコースからひたすら頂上を目指して登り、滝らしい滝もなく水場だけの沢もあり、沢登りが藪漕ぎになったり、満足を得た人もあり期待外れだったり、ある意味において意義深い秋の集中でした。
 臼杵山の山頂近くに小さな祠があります。そこで余興に各沢から登ってくる人達のために芋煮会を催したのです。
 三峰での芋煮会の元祖は鈴木さんという話。ですから味を知っている人も多く、そう出鱈目にもできず少々悩みもし、口にするまで不安でした。
 芋煮の材料を書いておきます。試しに作ってみたらいかがでしょうか。
 サトイモ、ブタ肉、ネギ、コンニャク。味付けは「砂糖」と「醤油」だけです。酒を少々使うこともあります。簡単なようですが人によって様々な味ができるのです。
 注 コンニャクは手で千切って入れること。


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