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雑感
別所 進三郎

 我が子を持ってからの沢登りで感ずること。若い会員と沢に入って若い人が滝場を登るのを下から見上げている時「今ここで、ちょっとしはずみで落ちることがあるかも知れない、落ちたら怪我は免れない。落ちることはいとも簡単に現実化するだろう。その若い人だって、我が子を育てていくのと同様に親の細心の注意を払らわれて育てられてきたのに違いない」そんな思いがすぐめぐらしてきて、その人が落ちないように念力を飛ばせるものなら飛ばしたいと思う、今日この頃である。


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