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その6 やってみるべし
稲田 竹志

 単独行が登山の原点とは僕は思わないが、山登りの一つの楽しみ方と思う。所詮登山は遊びのうち。その形態は色々あるけれどハイキング、岩、縦走、etcどれをとっても味のあるものです。中でも単独行は全て自分のことは責任を持ち、誰に相談するでなくルートの取り方や天候判断、装備についても慎重に選び、軽量化の問題その他に孤独感、恐怖感の克服などなど。自分の登山観念を見つめ直し、また山を見る角度が広くなり勉強になります。まだ経験のない人には是非自分にできそうな範囲でやってみてください。
『単独行のすすめ』アドバイス色々
1. 登山者の多い山は無意味なのだ。
2. 安易に他人と行動を共にしないこと(特に君が女性なら熊より怖いオオカミもいないとも限らないので、未来の田部井順子か今井通子のような顔をすること、万一非常事態の時は色目を使う)。
3. 死なない程度の無理はしてみるべし(自分の限界を知ることは難しいが、そこは自分の責任、自分で考える)。
4. さびしがり屋はポケット瓶を....?
5. 夜中のキジにはポリ袋を....(詳しくはM君に聞いてください)。
 吊るし上げを食うといけないのでこの辺にして、この夏でもツェルトを持ってどうぞ。


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