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原稿・原稿・ああ原稿
稲田 竹志

 拝啓、山行の原稿は山から帰ってきたらすぐ書きましょう。それからもう一つ、例会山行の係とやらも原稿を依頼する場合は山から降りる前に頼むこと(行きの電車の中でもよいのでは)。一ヶ月も経ってから原稿書いてくれと言われても記憶も感激も薄らいで何を書いてよいか分からなくなるのですよ。そしてまた取り組む気になるのに相当の日数がいるので増々分からない。
 実はこの原稿がそうなのです。三ヶ月以上も前の山行のでやんす。何の山行かって?イヤイヤそれを言っちゃぁ係に悪いすよ。また何も書かんのも編集に悪いし、そこで提案あり、先にも言ったけど原稿依頼は行きの電車の中で決めたらどうかね、そうしたら登山隊の報道担当のような気分で真面目に書けると思う。どだい山から降りてビールでも飲んでる時に原稿書けって言われるのも冷水をぶっかけられるような気になるもん。


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