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新年山行・景信山
江村 真一
山行日 1981年1月18日
メンバー 播磨、川田、山本、別所、北村、今村、伊藤、佐藤、稲田、溝越、江村(真)、江村(皦)、遊佐、大野、川又、中村、杉野、田原、小林、麻生、岡部、小柴、小堤、野口、鈴木(竹)、渡辺、堀田、他子供11名

 高尾駅集合8時、人はなかなか集まらない。約束の通りに来た人は寒い駅舎でじっと我慢。9時過ぎに小仏へ向かう。バスを降りる頃には日が高くなり風もなくとっても暖かい。この時ふと人数を数えると幼児から年輩会員までなんと34人に膨れ上がっていた。各々のんびりと思い思いのペースで景信山を目指す。
 冬枯れの木立の中を落葉と霜柱を踏みしめながら心地よく歩を進める。北斜面にはかなり残雪がある、日向と日影そして残雪と美しいコントラストだ。尾根に出ると頭は雲に隠れているものの大きな富士山が迎えてくれる。冷たい空気が気持ち良い、深呼吸を何度も何度もして汚い肺を掃除する。
 頂上はすぐそこだった。先行して鍋料理の用意をしている人達の姿が眼に飛び込む。
 トン汁ができる頃には次々と子連れ会員が登ってくる。新年の乾杯をしてあちらこちらで山の話、酒の話、食い物の話....話は付きない。山の中で日向ぼっこをしながらアルコールをたしなむ。まさに我々山仲間の最高の時である。
 早朝より歩いて和田峠から陣場山を経由して元気に野口さん、鈴木(竹)さん、渡辺のお母ちゃん、堀田さんが到着する。期せずして拍手が起こる。これで全員集合、総勢38名。
 1時下山開始、子どもたちとも仲良くなって明王峠へ向かう。この頃には逆光になった富士山が頂上まで姿を見せていた。雪解け、霜解けに足を取られながら一気に下る。
 相模湖駅到着4時、楽しい楽しい新年山行でした。


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