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富士山大滑降
高橋 弘道

山行日 1983年5月14日
メンバー (L)佐藤(明)、安田、高橋(弘)

 5月13日、佐藤(明)宅へ23時に集合し、仮眠の後3時40分出発。4時50分、スバルラインゲート着。外にスキーを積んだ車が4~5台いる。開門が6時なので、しばしの仮眠、6時35分五合目に到着。
 7時20分出発、歩き始めてしばらくすると不調となる。他の二人は快調とのこと、頂上まで行けるか不安となるが、何とか二人について行く。
 七合目から雪が現れ、八合目からアイゼンをつけて登る。バテバテになりながらも13時15分、頂上にたどり着く。剣ヶ峰まで行こうとするが時間がかかりそうで、遅くなると雪の状態が悪くなりそうなので中止とする。14時25分、滑降開始、頂上付近は雪の状態が少し悪くエッジがひっかかり転倒する。
 九合目から吉田大沢に入る。吉田大沢は広大な1枚バーンで雪もほどよくしまっている。佐藤、安田、高橋の順に滑降する。他人を気にすることなく思い思いのコースをとりながらの大滑降はゲレンデにはない楽しさである。七合目付近は、小石が多くなり少し滑りにくくなる。15時、七合目着、ここでスキーを外し、砂走りを駆け下り、16時五合目着。


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