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三峰山岳会創立50周年 祝賀会報告
播磨 忠志

 当三峰山岳会も昭和8年宮坂氏らによって創立されて以来、昨年50周年を迎えることが出来ました。
 その一つの区切りである50周年を祝うため昭和58年11月23日に、新橋第一ホテル新館地下一階のバイキング場にて、午後2時10分より記念祝賀会を開催いたしました。
 当日は雲一つない快晴で風は少々冷たかったのですが、それを吹き飛ばすような熱気が会場を包んでいました。
 東京都山岳連盟会長斉藤一男氏をはじめ、副会長の小林、石田、本多の各氏および常務理事や各理事の方々、緑の寺田氏、朝霧の前野氏、独標の往古氏をはじめ各山岳会の代表各氏、三峰創立会員の宮坂、太田両氏やO.Bの見沢氏、それに三峰の会員、会友等合計84名の出席者をもって開催されました。
 先ず司会者の川田氏より開会の辞があり、続いて播磨会長の挨拶、そして来賓を代表して都岳連会長の斉藤一男氏に祝辞をいただき、それから創立会員の宮坂、太田両氏に永年の功労を感謝して表彰状と記念品の授与式を行い、宮坂氏よりお礼の言葉をいただき、そして都岳連副会長の小林勉氏の音頭による乾杯で、一応堅苦しい式典を無事済ませることが出来ました。
 それから会食に移り和気藹々飲んだり食べたりで話も弾む一刻を過ごし、その間各方面の方々の祝辞をいただき、そして最後には緑山岳会の寺田甲子男氏の音頭で手締めを行い、この楽しかった祝賀会もお開きとなり、無事三峰山岳会創立50周年祝賀会を終えることができました。
 最後にご多忙中の中この祝賀会に出席いただきましたご来賓の方々、会員および会友、OBの方々、また諸々の事情で出席いただけなかったがお祝いを送っていただいた方々、またこの祝賀会開催のため陰になり陽なたになり協力していただいた方々、この紙上をお借りしてお礼申し上げます。

お礼の言葉
宮坂 和秀

 宮坂でございます。この度は宮坂和秀と太田晃に対し、名誉会員としての表彰をして戴き、この上なき身の誉れとして感謝をしております。
 思えば50年以前に三名の若者が三峰山に登り、雲取、七ツ石と越えて氷川に下りましたがその際、私が提案致しまして山岳会を設立致しました。
 私の家を事務所にし、私が初代会長(代表)兼委員長ということになりました。言い出しっぺということでしょうかその後、太田君が入会し、故長久君その他がぞくぞくと入会して発展の基礎を作ってくれました。それからというものは研鑽と技術の向上に力を致し、努力の甲斐あって一般市中登山団体に発展することが出来た。
 これというのも、私どもは単に基礎を築いただけのことであって、その上に建った建物を高層ビルに仕上げたのは、ひとえにそれぞれの時代に於ける委員たちであり若い会員たちであった筈です。
 私ども表彰して下さったお礼方々今後も大いに内容を充実させ、名実共に天下の三峰山岳会に発展をとげるようお祈りとお願いを致します。有難うございます。

会計報告
勝部 辰朗

 三峰も去年50才を迎え、その記念として皆さんもご承知のように年報の発刊および新橋第一ホテルにて式典が執り行われました。
 当初懸念されました金銭的問題も、会員会友およびOBの方達の多額なご寄付やご協力のおかげで無事完了し、また記念装備を購入することができました。これもひとえに皆様の三峰を思って下さる心の厚さと暖かさのおかげで、会計担当として改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
 今回の記念行事を踏み台として、先輩諸兄姉の作り上げられた50年の歴史を汚すことなく、これからの会員が力を合わせ歴史を積み重ねていけることと思います。
 ここに決算報告をさせていただきますのでよろしくお願いします。
 なお、年報はまだ在庫がありますので、欲しい方はお申し出ください。一部、金2千円也で領布いたしておりますので、よろしくお願いいたします。

決算報告書
決算書

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