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乾徳山
鈴木 竹次郎

山行日 1984年3月4日
メンバー (L)鈴木(竹)、藤居、関谷、山沢、堀田、他1名

 思ったより雪が多く終始雪の上を歩く山行であった。塩山よりタクシーを利用し、徳和の部落の外れまで運んでくれた。暖かいうちにと電車の中でスパッツをつけておいたので下車後すぐ林道を進むと、右手に乾徳山入口の林道が目につく。右手の山腹に取り付き山道をだらだら登っていると林道が登山道を横断している。これを横切りジグザグに樹林帯の中を登ると、銀晶水と名のある水場に着く、更に進むと錦晶水と名のあるかなり水の出ている所へ辿り着く。ここからはだんだん明るくなり高原(扇平)となる。樹木は落葉樹と白樺と思われるが雪がこびりついていて、寒さを思わせる気温はかなり低い。温かい物を作り昼食をとっていると、モートーの呼び声に驚かされる。見ると川又、古矢、高橋(千)の3名で、聞くと前夜発で車で来たので朝早く頂上まで行って下ってきたのだという。
 私共は昼食をそこそこに扇平より急坂を登り稜線に向かう。稜線より山沢、関谷、堀田の3氏は頂上に向かわせ、私と藤居さんの2人で下る予定の道満尾根の道を調べたら、踏み跡がないのでピストンで徳和の部落に下り、親切なタクシーを呼び塩山へ帰る。

〈コースタイム〉
登山口(10:00) → 銀晶水(11:00) → 錦晶水(11:40) → 扇平(12:00~13:00) → 頂上下稜線(13:30)


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