山行日 1984年8月26日
メンバー (L)加藤、佐藤(八)、鈴木(章)、斉藤、佐藤(明)、他1名
ガイドブックにもある通り初級者から上級者までが、それぞれに気軽に楽しめる沢だと思われる。滝の直登において特別にザイルを使用する所はないが、大きなチョックストーンや滑りやすい大岩があり、さながら子供の頃の障害物競走に似て楽しい。またヘツリも楽しく難しい所は泳いでも行ける。まだ入渓されていない諸氏には夏の好日、水と戯れながら入って欲しいキレイな沢である。
ルート図
東京付近の沢 白山書房
〈コースタイム〉
小川谷出合(8:30) → 堰堤(林道)(11:40~12:30) → 穴ノ平橋(13:10)
私にとって三度目の沢登り、いずれも三峰山岳会に入ってから始めました。一回目の時は無我夢中でついて行くだけ、二回目の時は少し余裕ができ、そして今回はというと、前日に小川谷出合い前の駐車場にテントを張って沢登りのための打合せというか、景気付けの宴会が明け方まで続き、寝不足とホロ酔い加減の中、沢登りが始まった。
メンバーは加藤さんとお友達、明さん、斉藤さん、章子さんと私というベストメンバー? 体が重くこの先どうなるか不安でしたが初めの滝で足場にした所、岩と岩の間に足がすっぽり入ってしまいずぶ濡れ、おかげですっかり目が覚め、後は快適な沢登りとなりました。小川谷はスケールは小さ目ですが、深い釜を持った滝が多く水がとても綺麗でヘツリや泳ぎがあり水着の効果てきめん、まとまりがあり、また新しい発見ができて大満足、おまけに今回は川又さんの車で出合いまで入れたので歩きも少なく、温泉付きの超デラックスな沢登りとなりました。メンバー全員に感謝。私にとって沢登りは緊張とスリルの連続ですが回を重ねるごとに素晴らしく、特に夏場は最高に涼しく、今まで尾根歩き専門だった私は、また違った味わいがあり、だんだんクセになりそう、体の痛みもなんのその次の機会が楽しみな私です。