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三峯神社参拝
佐藤 明

 今年は隔年実施の三峰神社参拝のあたり年です。どうせやるのなら、親睦を深めるためのイモ煮会も一緒にということで企画され、普段あまりルームにも来れない先輩諸氏にもその案内が出されました。
 安全登山祈願のお祓いは、10月14日早朝に行われるため、参加者は原則的に宿坊に宿泊して前夜祭を行なうことになります。この神社宿坊は行ってびっくり、儲かっているためか一流ホテル並に改築されていました。金のない我々が泊る所としてはちょっと場違いな雰囲気もなきにしもあらずです。
 夜8時頃から三峰諸氏が続々と到着。その手には必ず御祝儀の一本が握られているのも三峰らしさでしょう。夜半過ぎまで続いた。お祓い前夜祭についてはあえて書く必要もなく、ご想像にお任せします。
 翌朝6時起床。宿坊から冷たい廊下を通り神殿へ行くと、既に天幕組がホホを赤くして待っています。それに対して宿坊組は目を赤くしてフラフラ歩いているのはなぜでしょうか?。6時半よりお祓い開始。しびれる足の指を重ね返しながらの20分は寒く長く、その辛さは冬期登攀に匹敵します。
 そして朝食。8千円が一般の1泊2食の料金のところを4千円に値切っただけあり、情けなくなるようなおかずです。それにしても皆の食欲はたいしたものです。三峰辞書には二日酔いという言葉は存在しないどころか、朝から飲み直している者もいる程なのです。
 その後三十場(みそば)のイモ煮会会場へと移動し、再度大宴会の始まりです。秋晴れの空の下で食べる本場山形風イモ煮の味もまた格別。午後1時半解散となり、帰路交通違反や電話機破損事件などもありましたが、全く楽しい一日だったのは私だけではないでしょう。お世話してくれた皆さん、ご苦労様でした。

参加者
宿坊泊
宮坂、鈴木(竹)、播磨、渡辺(恵)、山本、江村、原口、伊藤、田原、佐藤(明)、広瀬、福沢、棚網、金子、鈴木(嶽)、他子供4名 計19名
天幕泊
川又、高橋(千)、宮島、牧野、中沢、山沢、井筒、山田、小原、高橋(弘)、鈴木(章)、佐藤(八) 計12名
イモ煮会のみ参加
川森夫妻、堀田、藤居、小林(健) 計5名


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