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谷川一ノ倉沢例会山行
小泉 周子

山行日 1985年6月1日~2日
メンバー (L)小泉、金子、吉岡、安田、中沢

 吉岡、中沢。金子、小泉の2パーティとも変チへ行く。吉岡パーティの遅れること3時間後に我々が取付く。1P目を小泉が行く。下の方はピンがなく、2P目は金子氏が30m程トラバースして登るがやはりピンは少ない。ルート図の3・4P目は一気につなげてしまって40m。横断バンド上は直上してチムニーの下までくる。チムニーの中は濡れているがA0もなく左より抜ける。チムニー20mで正面ルンゼへトラバースするが、ビレーも取れず少し緊張した。中央カンテとの合流点で順番待ちとなる。吉岡パーティが行くのが見える。9時に幕場を出て正解と思った。垂壁2mは迷った挙句小泉A1で越える。金子氏はフリー。吉岡、中沢氏もA1だったらしい。上の凹角も手強く、小泉A0を使う。終了点迄は2~3級程度で終った。
 時間がなく、何も食べなかったのでもう半分不機嫌になり、チンタラ歩いて幕場に戻った。
 6月2日、吉岡、安田、中沢氏は中央カンテ。金子、小泉はダイレクトカンテ。ダイレクトカンテは3パーティが取付いており取付きで1時間、上のテラスで1時間半待ち、2P目のテラスで時間切れとなりそのまま下降した。確かにハーケンはベタ打ちだがボロボロなので恐い。小泉はA2で少々てこずった。あーやっぱり衝立だナーとしみじみ感じた。中央カンテパーティは皆、あの垂壁をA0と凹角をフリーで登ったらしい。進歩進歩。テールリッジの基部でちょうど良く落合い五人で下った。衝立を完登できなかったのは残念だったけれどよかったよかった。それと落石がブーン、ブーンと恐かった。金子氏と中沢氏が当ってしまった、お大事に。
 おまけ。24才の女の子です。一緒にザイルを組んでくれる三峰の女の方、お友達になりましょう。お問合せはお近くの小泉さんまで。


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