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北八ヶ岳
原口 藤雄

山行日 1987年3月21日~22日
メンバー (L)原口、藤居、堀口、市川

 新宿を朝の9時の特急で発つと茅野に11時過ぎに着く。バスでピラタスへ。ロープウェイからはスキーヤーの姿が良く見える。
 天気は良く暑いぐらいである。縞枯山荘で帰ると言うお姉さん方をモウチョイ、モウチョイとだましだまし、樹林帯の縞枯山まで連れて来てしまった。雪の中のこの急坂を帰りますか、帰るより登った方が楽ですよ!! 一人で帰るのは心細いものである。
 縞枯山の展望台にて小休止、南アルプスや天狗岳、車山高原の眺望を楽しみ、茶臼山を通り、大石峠に下る。麦草峠は目の前である。16時50分着、今日はここで泊りとする。市川さんはクロスカントリーのスキーを借りて滑りながら楽しんでいる。
 22日、今日も晴れ、8時30分、麦草ヒュッテを後に丸山を目指す。高見石から賽の河原はハイ松の緑、石の造形と雪の白、空の青さのコントラストが素晴らしい。小さな橋の所で、おでん、コーヒー、サラダ等の昼食。途中黒百合平からの道を分け、渋の湯は目の下である。のんびりと白樺の道を下り、辰野館の手前でタクシーをひろい、途中、信濃ソバの製造所でソバを仕入れ、諏訪の片倉館と言う立って入る温泉に入浴して帰京した。


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