山行日　1987年3月8日
メンバー　(L)植村、安田、竹内、今井

　3月8日、朝7時か7時半頃だったように思う。水上駅を出て谷川温泉へ向かったのは。思うというのはどうも手元に行動記録がなく記憶もあいまいだからである。それはそうと天気の方は思ったより良さそうであるが、前日にかなり新雪があったようなのでラッセルに苦しめられそうである。だが特にワカンはわざと? 持って来ていないので、ツボ足で頑張るしかない。幸いにも学生らしき先行パーティがあり途中までスムーズに行く。二俣までの中間点付近で追い抜き本格的ラッセルだ。二俣までは比較的歩きやすくてもぐらない所を歩くが所々ズボッとはまってしまう。二俣で一本。いい天気で、俎ぐらの稜線がくっきり見える。いよいよ中ゴー尾根の登りだ。樹林帯の急登のラッセルはけっこう苦しい。荷物が重いと地獄だ。今回は軽いけれどやっぱり苦しい。トップを順番に交替しながら登って行く。樹林帯を抜けるとガスが出てきて視界が悪くなる。植村さんがトップで行くがさすがに強い。少々バテながら何とか上までと思い稜線に出た。15時頃だったと思う。肩の小屋で休んだ後、西黒尾根を下る。樹林帯へ入ってからはシリセードの連続で一気に土合まで滑り下りた。荷物を預けておいた水上まで戻り、例によって鍋焼きうどんを食べて、私と竹内さんは直接、安田さんと植村さんは温泉へ行ってから帰路についた。