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秩父御岳山(GOGO山行)
勝部 辰朗

山行日 1988年5月14日~15日
メンバー 勝部

 5月14・15日で足尾の袈裟丸山へ行くつもりだったが、諸般の都合により中止し、どこへ行こうかと考えた末、秩父御岳山より両神山へ延びる尾根を歩いてみる事にした。
 5月14日、子供を幼稚園に送り届けた後、買い出しをして出かけた。三峰口の駅に着いたのが14時30分。駅より日川橋を渡り、右折して登山口へ。墓を横に見ながらとばして登る。
 御岳山のピークには小祠があり、そこからは明日歩く予定の両神山への稜線や、西上州の山々が良く見える。ピーク直下に休憩用風の小屋掛があり、その中にツェルトを張り、今宵は一人淋しく宴会をする。
 5月15日、朝から小雨模様。ピークを下り落合ヘの一般道と別れ、稜線を歩く、踏跡はいいのがついている。雨が本格的になりそうなので、急ぎ足で進んだ。
 1188mのピークには、テレビのアンテナが立っていた。下の部落用のものだろうか?。これより先、少しの間岩稜の下りがある。
 煤川より上がって滝の沢へ下りる踏跡が交差する、1156m地点には大正11年1月建立の大滝村青年団分会の石柱道標があった。昔は結構通られた道だったのだろう。この道を使って、滝の沢へ下るつもりだったが道が判然とせず、めんどうくさくなって沢へ下った。沢床に着くとまた踏跡が現れ、100m位行くと、突如大トンネルが口を開けていた「こんな所になんじゃ!」と思いながら、トンネルを抜けると、すばらしい道路がつづら折れに下へ続いていた。下っていくとT字路にぶつかり滝の沢橋が掛っていた。バスの走っている旧道は、この道のもっと下を通っている。
 後で、今村さんに聞いた話では、この道はおそらくダム作りのためのものでその湖岸を走る道路として工事しているのだろう?との事でした。

〈コースタイム〉
14日 三峰口(14:45) → 御岳山(16:30)
15日 御岳山発(6:00) → 1188mピーク(8:05) → 1156mのピーク地点(9:15) → 十々六木バス停着(11:25)

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