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天丸山(GOGO山行)
千代田 美紀
山行日 1988年11月6日
メンバー (L)千代田、中沢夫妻、伊藤、鈴木(章)、荒川、小菅、阿部、(佐々木、大泉、飯田)

 ニッコリ笑って近づかれたら、ムムムッ・・・・・なにかあると思ってまちがいない人物は、服部まんじゅうこと服部大先生と、ちかちゃんこと金子周子大先生である。前者は原稿、ゲンコー、後者は会費、カイヒと、あの笑顔にだまされ、泣きをみたのは私だけではないだろう。
 服部まんじゅうの手帳には、しっかりと、誰がいつ、何を書いたのか一目でわかる一覧表となり、整理されている。私はもう2年も書いてないと一目でわかってしまった。そんなわけで、久しぶりに原稿書きの番が廻って来てしまって・・・・・。ローズウッドで書こうと思ってたら、別当さんも、原稿用紙を目の前にして頭をかかえている。しかし、重信さんが持って来てくれたケーキを目の前にしては、もう原稿は書けない。"土曜日までに送って"の服部さんの一言で、私は、今度は職場で原稿用紙をひろげてしまった。本当に原稿かくって大変よねェ・・・・・。
 例のごとく、中沢号にて練馬を20時に出発。伊藤ちゃんに教えてもらった通りに、奥名郷まではスンナリと行けたが、天丸山の登山口がなかなかみつけられない。林道を行きすぎてしまい、引返してウロウロしているところに、後から追いかけてきた伊藤号にちょうど出会えた。早速宴会となった。今回が始めてだという佐々木さんや大泉さんはなんと思ったことか?それでも、まあ、それ程飲みすぎず、程よいところでお開きとなり2時には就寝となった。
 6日、8時に出発。朝みると天丸山入口と真新しい指導標が立っているではないか。登山道もヤブ道かなあ・・・・と心配していたが、古いがしっかりしたいい道がついている。ガイドブックにあった長い泥のクーロアール状を登るとあったが、これはなんてことない。P3の下りのオーバーハング気味の5mとあるところが、ここはやっぱり使った方が安心と言うことでザイルを使用した。伊藤ちゃんが女の子のおしりをみて非常に喜んでいる。
 この西上州とか妙義の山は、頂上に行くまで、何度にせピークに裏切られることか。登りついたと思ったら又下りがあって、それを何回かくり返して、やっとピークである。先週に行った谷急山も裏切られて裏切られて、やっとピークについた山だった。
 (関係ないけど最近の巷では、うらぎり者のお姉さんがいっぱい・・・・・ワンレン、ボデコンのうしろ姿、前からみると思わず"うそつき"の言葉がもれてしまうよねえ・・・・・)
 この天丸山もP1、P2、P3と越えて行くのだが、その登り下りに適当な岩場があっておもしろい。ピークは、11名が床を広げると、もう一杯になる程の広さしかなく、その後10数名の登山者が登ってきた。ガイドブックには、まだまだ秘境の山とあったのに、こんなに人が登ってくるようでは・・・・・なんて思ってもみたが、この天丸山、派手さはないが、しみじみとしてなかなか良い山です。下山は同じ道を帰ってきました。

〈コースタイム〉
登山口発(8:00) → 頂上(10:30~11:30) → 登山口着(14:00)


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