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燧ヶ岳
佐々木 道子

山行日 1989年6月4日
メンバー (L)安田、江村(真)、遊佐、牧野、小菅、佐々木

 6月3日(土) 晴れ
 この日は、御池の駐車場で一泊。
 6月4日(日)再び晴れ
 ミズバショウの時期なので、沼山峠へのバスを待つ人たちで夜明け前から行列。それを横目で見ながら私たちは燧ヶ岳へ出発。道が悪くぬかるみで、靴をドロだらけにしながら熊沢田代へ。湿原の中の木道をたどると熊沢田代。まだ小さなミズバショウが所々にある。
 木道が終ると急な斜面で、思っていたよりたくさん雪が残っている。天気がいいので雪が腐っていて、すごくまぶしい。左寄りに上へ上へと行くと、雪がなくなり、岩が見えてくると、すぐ頂上。風もなく、尾瀬沼がはっきりと見え、なかなかよい眺め。
 下りは、ナデッ窪をシリセードで。ここでもまた雪がたくさん残っていた。でも雪が腐っているので時々足がはまってしまい身動きがとれない。沼尻(尾瀬沼)までくるとツアーの人たちでごったがえしていた。沼沿いに歩いて、三平峠を通り、大清水へ下山。人が多くて、だらだら歩いていたので、燧ヶ岳の登りより下りの方が疲れた。


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