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檜洞丸集中
その4 丹沢集中山行玄倉グループ変じて・・・?
石田 淑子

山行日 1989年9月10日
メンバー 石田、小菅、遊佐、原口、堀田、日野、阿部、斎藤、(高野、渡辺、千葉)

 天候は快晴。風は残念ながらありませんでした。新松田8時集合。メンバー6名全員時間厳守し集まりました。8時25分発のバスに乗り込みました。ここまでは良かったのです。ところが、バスは玄倉に寄らずにダイレクトに西丹沢へ。「キエー」と小さな悲鳴を上げましたが、日野リーダーのパーティーと共に行動する事より他は思いつかなかったので、同じコースを登ることに決めました。
 入会希望の3名の方と遊佐さんと小菅さんと私全6名で歩き始めました。日野グループも最初はつき合ってくれていたのですが、(ちなみにメンバーは阿部さんと斎藤さんです)石棚山への急登を登りつめ一本とった後、斎藤さんを伝令(遅刻の)に走らせ、その後「お先に」と冷く言い放って行ってしまいました。数分後小菅さんが体の不調を訴えられて下山。又又すぐに遊佐さんも同じく戻られてしまったので、4人で登ることになりましたが、石棚山のピークを過ぎ、テシロの頭を越えると、あとはタラタラとした平地が続き、いつになく何やらとても速く歩けてしまうので、待ったり歩いたり、待ったり歩いたりして疲れを感じない山歩きでした(但し大変暑かったのですが)。その内曇ってきたのですが、風はやっぱりなく、本当に暑かったなあ・・・・・・。
 檜洞丸山頂が近ずいてくると、あたりは薊の原っぱでチクチクとジャージの上から足を刺すので、気を付けながら登って行くと、章子さんや伊藤さん達が下山して来て、「遅いぞ! みんな待ってるよ。もうすぐだ」との声で、バタバタ登ってしまったら、アー、3人がいない。姿が全々見えて来ないのです。待つ事15分。やっと来ました。手を振って「早くう、もうそこよ」とさけんで私は頂上へ。最後のパーティーでした。待ちくたびれた皆の顔。40分遅れでした。


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