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雨の米子沢遡行
今井 敏樹

山行日 1989年10月14日
メンバー (L)今井、斎藤、飯塚、阿部、鈴木(章)、荒川、別当

 10月13日、午後2時頃という通常では使わない快速アーバンで上野を出た。
 六日町には6時頃着き、駅前のスーパーで買い出しをする。タクシーで清水へ向かい駐車場らしきところで幕を張って、いつものごとく宴会?をやって寝た。
 翌日、確か天気予報では晴れと伝えられるが予想に反して天気はすっきりとはしてない。小雨模様である。米子橋を渡ったところで入渓、とはいってもしばらくは長いゴーロ歩きである。ようやくナメ滝が現われしばらくつづくと高巻きとなる。巻き道が左右に分かれ、五人と二人にわかれていく。なかなか登りは快適である。今年の沢のしめくくりにふさわしい。誰一人不安な人間はいなかった。でもスリップ事故にはくれぐれも注意、注意!。ついにザイルを出すこともなく二俣に到着する。ここでルートは頂上を目指すものと避難小屋に行くルー卜に分かれる。頂上に行きたい気もしたが、あいにくの雨でガスも立ちこめている。早く下りたいとの判断で小屋へ向かう。
 小屋はいっぱいなのでさっさと井戸尾根を下山し、ベースヘ戻る。テント張りっぱなしなのでサイト料を払わされる。ウーン。ということで平成元年の沢登りはすべて無事?に終了した。
 米子沢の印象はナメがきれいで楽しい沢、晴れるともっとよかった。


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