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新年山行 高尾山・一丁平
服部 寛之

山行日 1990年1月21日

 恒例の新年山行を今年は高尾の一丁平で行なった。午前9時にJR高尾駅に集合、そのまま京王線で高尾山口まで行き、さらに当然のごとくケーブルカーに乗り換えて上まで上がる。(環境に応じ素直に山楽会と変じる状況適応力というか柔軟性の高さはイイもんだかワルイもんだか、という陰の声もあった。)人の賑わうのも大見晴までで、その先は若干のハイカーと共に雪の残る尾根道を一丁平まで約半時間。早速宴会となり、委員長手ずからおろした新巻鮭で石狩鍋を作り、舌つづみを打った。一丁平は意外と雪積もあり、また占領した場所が悪かったのか日当りもいまいちでやや寒かったが、腰を落ち着けて飲む者の盛り上りにはそんなことはあまり関係なく、また一部の者は結構本気で雪合戦に興じたりして、楽しい一日を過ごした。参加者は大人37名子供6名計43名+犬1匹で、今年は家族連れが少なく例年に比べ賑やかさに欠けたが、会員の子供の成長を見るのも楽しみのひとつなので、来年はより多くの子連れ参加を期待したいと思います。なかなか酒も切れぬまま、午後2時過ぎには一応おひらきとなり、三々五々好みのコースで下山した。

 尚、当日徴収した参加費(収入18,800円、支出10,050円)の残金8,750円は会の雑収入といたしましたので、この紙面を借りてご報告いたします。


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