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編集後記

 最近うちの庭に"猫"が通ってきます。それも1匹ではなく、4匹。それでそのうちの1匹が赤ちゃんを産んだので、そのうち6匹ぐらいになるのでしょう。
 よく猫派と犬派で好き嫌いが別れますが、私はどちらかというと犬派です。猫というと、ずるがしこい、我がままというイメージが頭の中にあって、やっぱり忠犬ハチ公が代表するように犬のほうが好きでした。でも、うちに来る猫を見てるととても面白いのです。まず、母ネコの"ミケ"は人なつこく、よく"スリスリ"(とうちでは言ってる)をしてからみついてくるし、真っ白の"シロ"はすごい甘えん坊で、ミケから離れない。"チロ"はヤンチャ坊主でいたずらばかりしてるし、唯一の女の子"クロ"は、可愛らしいけど気が弱くて、と4人共性格が全々違うのです。
 こうしてみてると、猫の行動パターンもいろいろあるし、あの何かを訴えるような眼指しにも愛着がでてくるというものです。(ただ単に、餌をくれと言ってるだけかも知れないけど)行動パターンと言えば、先日、チロが雀を獲って遊んでいたのを目撃して、私は軽いショックを受けてしまいました。その後チロが太っていたのは言うまでもなくですが。人に飼われていても、野性の本能が蘇る時が動物にはあるそうです。人もそんな時があるんでしょうか。でも、とりあえず山に出ていってる時は、野性の本能とは違うかも知れないけど、普段の生活にはない本能(?)が湧き出してくるのは確かですよね。

 私こと、今回から服部編集長の下、助手として手伝わさせていただきますので、今後とも何卒よろしくお願いします。と、いうところで、皆さん! あの"ステーションビバークの駅"、いつでも受付けてますので、これからのビバーク最適シーズン、どんどん"ビバーク"いや"山"に出かけましょう。

【斎藤】

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