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ハイキング・倉岳山
飯塚 陽子

山行日 1992年2月16日
メンバー (L)飯塚、牧野、鈴木(章)、阿部、斎藤

 2月16日(日)のハイキング日和に、倉岳山に行ってきました。おじさん・おばさんパワーの溢れる中央線に乗車し、梁川駅に集合。
 この日、中国の旅からもどってきたひろ子ちゃんも、まっ黒になって久々にその姿をあらわした。また、この駅は無人駅だということを知らずに正直に切符を買ってきてしまった阿部さんは、開口一番「ちっきしよー」と、思わず口にしてしまったようだ。でもその気持ちわかります。ハイキングなのにやけに荷物の多いアッコさんは、まさかこんなに暖かい春の陽気になるとは思わずに、寒さに備えての衣服類をたくさん持ってきていたのでした。出だしから笑いっぱなしでしたが、他のグループはすでに出発し、私達ものんびりと出発。途中すばやく自動販売機を見つけた牧野さんは、さっそくビールを購入していました。
 30分程車道を歩いてから、登山道にはいっていく。暫くは沢沿いに歩き、その途中でその沢に釣屋らしき人を見かけたが、魚は全く釣れてない様子だった。倉岳山までには、親切な指道標が至る所に立てられていて、安心して登れる。立野峠までは、まわりの樹林で日が当たらずに暗く感じたが、この峠からは日当たり良好でまっ白な富士も望めるようになる。しかしこの日はとても2月とは思えない異常な陽気で、とにかく暑かった。最後の急登を登り、なんなく倉岳山の頂上に到着。展望はあまり望めないが、割に広く明るい山頂であった。ここでのランチタイムは、牧野さんのビールで始まり(とてもおいしかった)、おつまみやクリームシチュー等で、延々2時間程ワイワイガヤガヤと続いたのだった。そして、この山頂が人で埋めつくされそうになった頃、私達も重い腰をあげて高畑山へ向けて出発。急な下り、アップダウンを繰り返し、約1時間で高畑山に着く。高畑山からは丹沢方面の展望が素晴らしく、富士山も間近に大きく見えた。ここからは、鳥沢駅に向けて落葉の道を、突然出てくる竹林の中を下っていった。
 帰りの電車でも皆の食欲は衰えることなく、それぞれのスナック菓子が、アイスクリームが回ってきて、そしてもちろん牧野さんはビールでしめくくっていました。
 みなさん、お疲れ様でした。

〈コースタイム〉
梁川駅(8:50) → 倉岳山(11:05~13:05) → 高畑山(13:50) → 鳥沢駅(15:30)


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