トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ279号目次

日光白根山スキー山行
飯島 豊

山行日 1992年2月29日~3月1日
メンバー (L)飯島、武石

 今回は1シーズンに1度はスキーをしようと手頃な所をと思いガイドブックを調べると、(1)交通至便(JRを使用せず安い東武線で行ける)。(2)リフト利用でき、標高も高く面白そうである。(3)2日間の休日でOKである。以上のような理由で「日光白根山」を計画した。
 メンバーは私と武石氏、2月29日の早朝東武線特急で東武日光へ向かう。そこからバスで湯元スキー場ヘ、途中戦場ヶ原附近でクロスカントリーの人々が降りる。スキー場に着くと雨が降り出す。気温が異常に高く気が進まなかったがリフトで五色沢出合ヘ、ここからは右側の斜面を登るのであるが、ここが急傾斜の上雪が半分くさり思うように進まない。ゲレンデから100m~200m上がった所、かなり傾斜があったが無理やりにテントを張る。
この日の夕食は武石氏手製の手打うどんであった。武石氏はサラリーマンとは別の顔、つまりうどん屋のおやじという他の顔を持つ人であった。また生まれ育った所が私と同じ横須賀であることでローカルな話に突入したり、グローバルな立場から森林の伐採のこと等の話をした。
 翌日もまた小雨ではあったが稜線まで上がることにする。これがかなりの傾斜で、私たちはザックを持たずに上がったのであるが、それでもきつかった。帰りはキックターンで下り湯元の温泉につかり帰った。
 天候に恵まれなかった訳であるが、次回は装備の軽量化を図りもう一度やってみたいと思う。


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ279号目次