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両神山
高木 俊信

山行日 1993年10月10日
メンバー (L)高木、山沢、石塚

 10月10日、9時に秩父鉄道三峰口駅に集合した。メンバーは山沢さんに石塚さんと高木だった。あいにくタクシーは出払っていてバスを待っていたので白井差口に着いたのは、10時50分を過ぎていた。
 白井差から登り始めたのが11時30分、ちょっと遅くなり過ぎた。今日は、夕方に、三峰神社に着いていなければならないのに、不安を感じる。
 しばらく歩いて昇竜の滝に着き、初めての山沢さんは感激していた。ここで家族と登っている人と会う。初めて家族で登る人達だった。
 両神神社に1時位に着き、ここで昼食を取った。山沢さんの赤飯なども出て来て、ゆっくり食事をした。
 頂上には、荷物を神社に置いて登った。頂上は、なかなか展望が良かった。
 下山は、少し急いで下りたが、最終バスには間に合いそうもないので、白井差の民家で電話を借りてタクシーを頼んだ。
 タクシーを待っている間に山沢さんがサイフが無いと騒ぎ出した。トイレに行ったからそこで落としたのかもしれないとか言っているうちに見つかった。白井差の民家の人が国立公園の監視を行なっている人で、その人に両神山にいる熊の話など、いろいろな話を聞いた。
 タクシーに乗ってから、また、山沢さんがツエを忘れたと騒ぎ出した。ツエを白井差に忘れたのだ。三峰口駅によって、ロッカーに預けた荷物を回収する間に、さっきのさっきの監視の人に電話をしてツエを着払いの宅急便で送ってもらうことにした。酒なども買ってタクシーで三峰神社に直行し、土曜の日程を無事終了させた。


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