山行日　1994年3月12日～13日
メンバー　(L)箭内、勝部、井上(博)、水田、福間、澁谷、飯塚、高木

　3月11日、上野から急行「津軽」に乗る。メンバーは、リーダーの箭内さん、井上博之さん、水田さん、福間さん、澁谷さん、飯塚さん、そして高木の8人だった。その日は、郡山で仮眠した。次の日は、二本松まで行き、タクシーで塩沢スキー場へ入った。
　スキーの仕度をし、リフトを使ってリフトの終点まで行き、そこからは、上のリフトが動いていなかったので、急斜面を登った。そこを苦労して登り切ったら、リフトが動きだした。
　そこからは、私、高木が先頭で一路、くろがね小屋めざしてスキーで登り始めた。道は、道標があって迷うことも無く、快調に進んだ。みんな、スキーツアーを楽しんだみたいだった。最後は、くろがね小屋めざして、シュプールを描いた。
　くろがね小屋は、あまり混んでいなくて、我々のグループだけで一部屋もらった。みんな夜行の疲れが出たのか、食後は、酒もあまり飲まずに横になってしまい、そのまま寝てしまった人もいた。小屋の風呂は、温泉だし、従業員は親切だし、雰囲気の良い小屋だった。また来たい小屋だ。
　翌日は、吹雪いていたが、小屋からスキーをはいて登り始めた。頂上近くなると、風がすごく、視界も悪くなり、乳首のような頂上には、スキーを脱いでストックをついて登った。頂上では、雪の塊が顔に当たって痛かった。写真を写して、早々に下りた。
　下山の滑降は、視界が全然無く、箭内さんのルートファインディングに頼って下山した。少し下りると、晴天になってしまった。こうなったら、みんな、思い思いに自分の好きな様に滑った。
　あだたら高原スキー場に下り、ラーメン屋の前でスキーを脱いだ。みんなでラーメンを食べる事になり、井上さんと私が入って席を確保してラーメンを食べていたのだが、他の人は、なかなか入ってこなくて、様子を見に行ったら、スキーを片付けている。それが終わってから、やっと入って来て、値段を見て、高いから食べないということになった。そして、すぐにタクシーを呼ぶことになった。ちょっと、まとまりが悪い。
　タクシーで岳温泉に行き、風呂に入った。風呂は気持ちが良かった。二本松から、普通電車で、一杯やりながら、ゆっくり帰った。
　今シーズンは、山スキーが盛り上がった。山スキー人口が多くなって、例会があれば、人が集まる状態で良い事だ。来シーズンは楽しみだ。でも、安全には、万全を期さなければいけない。