編集後記はナゼ必要か突如的座談会
「さて、お次は編集後記だ、何か書いてよ」
「え~っ!」
「なんで編集後記なんかそもそも書かなきゃいけないのよっ。そんなの必要なの?」
「編集してるうちにヒトコト書きたくなるんじゃないの」
「あたし、なんないもん」
「編集後記のないときがあってもいいんじゃない?」
「山の会報だから、何か山情報とか穴場情報とか載せてもいいかも」
「そういえば、こないだ富士の樹海に行ったら溶岩の穴がいっぱいあいてた」
「あのね」
「どこか行ったらナンタラカンタラって話ないの?」
「最近どこも行ってないもん、あたし」
「便所ぐらい行くだろ」
「そういえば、野田さん最近西上州のシモネタの方の山ばっか行ってるんだって」
「それはシモニタ」
「編集部からのお願いとかは?」
「原稿は1行30字でお願いしまぁす。特にオ○○ボさん。いつも20字」
「ワープロの人は30字で打ってくれって言ってんのにな。なぜか20字にこだわる」
「恐怖の20字男!」
「お手製の原稿用紙ってすごいと思わない?レポート用紙にちゃんと線引いちゃってさぁ、性格でてるぅってかんじ。でも24字って数えにくいったらありゃしない」
「行数数えてて気が狂ったよあたしゃ」
「市販の原稿用紙の人はいいけど」
「字びっちり書いてて余白がないのも赤入れしにくいよな」
「担当分けてもちゃんと書いてくれないと困っちゃうのよね。全部揃わないと話しがつながんない」
「酔っ払ってて担当分けるからみんな覚えてないんじゃないの」
「酒の呑み過ぎはやめよう!」
(ムッとして)「それは大きなお世話!」
「ねぇ、なんで編集後記が必要かって話じゃなかったっけ?」
「そうだっけ?」
「でも、もう書けてるじゃん」
「ア、ほんとだ」