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三峰祭り・幕岩
服部 寛之
開催日 1996年10月5日~6日
参加者 田原、原口、金子、服部、石田、石塚、笠原、小堀、小幡、鈴木(嶽)、山本(信)、高木(俊)、青沼、湯谷(良)、川又(一家4名)、有賀、(小沼)

 今年の三峰祭りは、湯河原・幕山の幕岩で行った。
 5日は好天に恵まれ、早めにやってきた小幡、小堀、笠原の諸氏が岩壁垂直散歩にズリズリ闘志を燃やす一方、田原会長とシェフの原口さん、山形から馳せ参じた鈴木(嶽)さんらが午後から準備を進め、参加者が三々五々集合するのを待った。
 幕岩は三峰の岩好き会員も時折登りにきている岩場である。私は1989年5月21日に例会として敢行した『ヨロコビと余裕の幕山豪華鍋山行』以来7年4ヶ月14日ぶりの再訪であったが、幕岩の手前は『幕岩公園』としてきれいに整備され、すっかり様変わりしていて驚いてしまった。当夜久しぶりに会った石田さんが仕入れた情報によると、この公園は梅の名所として昨年オープンし、花見シーズンには町当局の予想を上回る3万人が訪れたそうである。知らなかったなぁ・・・・。
 幕岩下の小さな広場を会場にして、日が暮れる少し前から焚火を囲んで酒盛りが始まったが、今年はナゼか参加者が少なく、こどもを入れても全員で20名、ファミリー参加は川又家のみというさみしい状況であった。だが、いつもの如くみんな景気よく燃える焚火の炎にメラメラ気ィ狂わせながら次第に盛り上がり、原口シェフのうまうま鍋に舌鼓を打ちつつついには手拍子入りの唄にまで達し、あろうことか川又家の直系子女2名まで唄の嵐にまきこみながら、舞い上がる火の粉とともに不満憤懣喜び怒り悩み悲しみ蛸の足ムナクソハナクソタンツバカラキジその他もろもろの混合悲喜を秋の夜空に昇華させたのであった。
 翌朝、原口シェフのうどんに満足したのち解散となったが、小幡、小堀、笠原、湯谷、青沼の諸氏は引き続き垂直散歩に挑み、田原会長一味は新たにアルコールを補充しつつヒつこく体内浄化に励んだのであった。

 原口さん、いつものことながら食当感謝でした。参加した皆さん、ご苦労様でした。


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