トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ296号目次

金勝山ハイキング
藤居 陽子

山行日 98年2月15日(日)
メンバー (L)田原、田原夫人、水田、今村、小山夫妻、尾崎、藤居

 雪のため目的地が大霧山から金勝山へ変更になり、一つ先の東武竹沢駅迄電車に乗る。地下道をくぐり線路沿いの道を進み5分ほどで東登山道入口に着く。左折してゆるやかな山道を15分で少年自然の家の避難小屋に着いた。小屋はかなりの広さで掃除も行き届いており、水道とトイレもあるが冬期は使えなかった。
 雪は一向にやむ気配がない。荷物を置き空身で頂上へ行くことにした。ひと登りして着いた頂上は僅か263.9mの低山だが、茶褐色の雑木林が雪で真白に変身して別世界に入り込んだかと思った。雪の衣を纏った木々の枝は霧氷や樹氷の白とは違う美しさであった。何時までも見とれていたい風景だったが、記念写真をとって避難小屋へ戻り昼食を頂く。田原夫妻が用意して下さったニンニク、唐辛子の効いたとん汁で冷えた体も暖まり、賑やかな話も始まった。
 いつか雪もやんで、帰りは往路より北側の階段道を下った。20分くらいで車道にでて又東武竹沢駅へ戻り、電車を待った。
 この少年自然の家は埼玉県がクリエイティブ・ウォーク(創造的な歩き方?)を目標に作ったものとか、避難小屋より7分ほどの本館には学童の宿泊施設や食堂、プラネタリュウムもあるとのことで、もう少し足を延ばして雪の中の歩きを楽しみ、見物すればよかったかなとも思った。

 ☆また駅周辺にはジュース自販機のほか商店がないので念のため記します。


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ296号目次