今年の正月合宿は、メンバーの調整の結果、最終的に次の2地域3パーティーとなった。
A 八ヶ岳 | ||
(a)蓼科山から縦走(赤岳鉱泉でbと合流) | 小幡 | 単独 |
(b)赤岳鉱泉定着 | 小林(健) | 他1名 |
B 上越・仙ノ倉山北尾根 | 田代 | 他2名 |
Aについては当初、服部を中心に65山行にちなんだ木曽の空木岳(2864m)を検討していたが、12月半ばになってメンバーが2名(服部、小幡)に減ってしまい、日程の都合とラッセル戦力の不足から結局この計画は断念した。そこで、予てひとりで八ヶ岳に行くと言っていたもみぢの小林(健)氏の計画に急遽相乗りさせてもらうこととなった。
Bは、田代氏を中心に谷川や会津等の山域を考えていたが、最終的に仙ノ倉とした。
結果は、Aはほぼ予定通りに山行をこなしたが、Bは豪雪に見舞われ敗退となった。それぞれの山行については、以下の報告をご覧ください。
しかしながら、正直言ってこの内容では普段の例会と大差なく、山岳会としては正月合宿と銘打つのも恥かしくまた情けなくもある。正月合宿の参加人数が年々減少傾向にあることの背景にはいくつか要因があろうが、それについてはここでは触れない。しかし、会員の多くが感じているように、会として長期的視野に立って活動を見直し全体の立直しを図るべき時期が来ていることも確かではないだろうか。