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黒法師岳~丸盆岳
水田 洋

山行日 1998年10月31日~11月1日
メンバー (L)水田、服部、小山、豊田、山沢
65山行 黒法師岳 2067.4m、丸盆岳 2066m

 10月30日(金)の夜、土砂降りの中、服部号は東名高速浜松インターを降りてひたすら北へ走っていた。泊場は、飯田線相月駅ホームの屋根付き待合室をみつけ、31日の2時過ぎに就寝した。
 31日はきれいに晴れ上がった。ゲート前に車を置いて林道をとぼとぼ歩き、荒れた支線に入ってしばらくで登山口の標識がある。植林帯の中をジグを切って急登すると、尾根上にでる。緩急のある途中に笹の濃いところもある渋い道である。左手には丸盆岳が大きく見え、稜線近くなると道も少し荒れた感じで足元も悪くなるが、一気に登る。
 稜線上は丈の低い笹原となっていて、平坦なところを選んでドームテントを張る。黒法師岳は間近で、空荷で往復する。有名な×点印の三角点を踏んづけて満足。テントに戻って宴会・食事・就寝となる。

 明けて11月1日も快晴である。丸盆岳を往復するが、こちらはチョット時間がかかる。南限のハイマツが自生しているというが、どの松だか良く分からん。展望は360度、遠く聖岳から光岳、池口岳と良く見える。服部さんは「次は、池口岳だ」と息まいていた。3年前に行った大無間山も、大きく姿を見せており懐かしい。
 下山は往路を戻る。林道歩きに飽きるころゲートに付く。帰りの高速では、事故渋滞に捕まったが、7時半くらいに新松田駅について解散となった。
 今回のコースは南ア深南部の中では初級コースで、結構人も入っていた。次は、池口岳から主脈を縦走したいが、実現できるだろうか。

〈コースタイム〉
31日 林道ゲート(8:55) → 登山口(10:50) → 稜線上(13:45) → 設営 → 黒法師岳往復・稜線上(14:20) → 黒法師岳(14:45~15:05) → 稜線上(15:25)
1日 丸盆岳往復・稜線上(6:20) → 丸盆岳(7:00) → 稜線上(7:45) → 撤収→ 稜線上(8:10) → 登山口(10:20) → 林道ゲート(11:20)
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電話0539-87-0938

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