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大菩薩峠集中
その4 富士見山荘―大菩薩嶺(一般ルート)
遊佐 勝見

山行日 1999年6月6日
メンバー 遊佐、野田

 埼玉県の住民である野田さんと私は、よいアプローチルートがないものかと思案した結果、青梅街道から車で行くことにしました。当日の朝、7時20分青梅駅を出発し、柳沢峠・裂石経由で富士見山荘に着いたのは、9時40分。途中に少々曲がりくねった道路もありましたが、高速代もかからず渋滞もなく、経済的なアプローチができました。
 富士見山荘では、いつものように、江村(弟)さん等がアルコールの補給を始めており、後々なにかが起るのではないかという予感を漂わせていました。私達は、易しいコースではありますが、一応頂上まで行こうということで、福ちゃん荘まで戻ってから、雷岩へのルートを登り始めました。天気に恵まれた代わりに、ハイカーも多くにぎわいましたが、周りの山々を眺めつつ、約50分で雷岩につきました。そこから、野田さんは大菩薩嶺まで往復してきましたが、私は神部岩までいき、そこにザックをおいて下のルートを見てきました。案の定、道は荒れ、グズグズしていて昔のようには整備されていませんでした。神部岩に戻って野田さんと落ち合い、あとは気持ちのよい高原状の道をたどって、11時50分大菩薩峠に到着しました。
 峠には、他のまじめなルートから登ってきた大勢のメンバーがすでに集まっており、気勢を上げていました。やっぱり、我々中高年属とは、勢いが違っていましたねー!こんな調子で三峰にも活気が出てくるのではないかと、久しぶりに期待感を持ちました。尚、ついでに、すこしスケッチもさせてもらいました。
 峠からは、富士見山荘にまっすぐ下りましたが、途中で目がちょっとうつろな江村さんに会いました。眼鏡をなくしたもようで、野田さん等が探しましたが、やはり見つかりませんでした。あとは、車で往路を渋滞もなく順調に戻り、青梅駅に到着しました。easy-goingな山行ではありましたが、費用もかからず、よい眺めに恵まれ、気分のよい山行でした。


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