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二十六夜山
太田 秀幸

山行日 1999年7月11日
メンバー (L)福間、藤井、豊田、太田、近藤、(指崎)

 打ち合わせ時の「多少降っても行きますよね!」の一言が効いたのか、リーダーの福間さんから山行中止のTELはかかって来なかった。ラッキー!この「二十六夜山」、行こう行こうと思いながら行きそびれていた山、今回は良いチャンスでもあり私としてはどうしても行きたかったんです。
 山行当日は天気予報通りの雨、集合場所のJR高尾のホームに集まった物好きな人は計6名、私にとって初めて一緒に山に行く人ばかり。AM7:48高尾ST発の列車が上野原STに着いたのがAM8:09、バスに乗り換えAM8:30出発、浜沢へはAM9:15に着いた。
 登山口ではマニュアル通り雨具に傘の人、この天気に開き直ったのか沢足袋の人、「蒸し暑いしどうせびしょ濡れになるんだから」と雨具を上だけしか着ない人もいる。(あ、これ私です)この何とも統一性の無いパーティーが「二十六夜山」に向け出発したのがAM9:20分。道はというとこの辺りにありがちな愛想の無い一本調子の急登。登るにつれ雨は益々酷くなり異常に蒸し暑い。AM9:50一本、AM10:00の後少し平坦になった道が又登りになり、大きく下って再び登り返すと「二十六夜山」の分岐だった。山頂着はAM10:35、とりあえず写真を撮り、長いは無用とAM10:45下山開始。さっきの分岐の少し先には福間さんコダワリの「二十六夜山」と彫ってある石碑もあり、メデタシメデタシ。下尾崎のバス停にはジャスト1時間のAM11:45に到着。予定ではここから寺下峠へ登り返す筈だったのだが何故かリーダーの足は温泉へと動き始め、皆もそれに続く。スコールみたいな大雨の中、地元の人の1時間説と電柱の看板の8Km説、はたしてどちらが正しいのか? と「ワイワイガヤガヤ」とっても賑やかな「お馬鹿」な面々の行進でした。結局1時間歩いても温泉には着かず8Km説の勝利となり、目の前の秋山鱒釣り場でバスを待ちながらの宴会に突入したのでありました。


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