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箱根明神が岳ミレニアム敗退の巻
さとう あきら
山行日 2000年1月9日
メンバー (L)佐藤(あ)(他子供2名)、菅原家族(4名)、大久保、遊佐、田原(他友人2名)
別働隊 江村(し)、冨岡

 西暦2000年を飾る初例会として、富士山展望も楽しめるという箱根の明神ヶ岳を企画した。登り約2時間の楽勝ハイキングならば、頂上での鏡開きミレニアム宴会も楽しめようぞという魂胆である。
 9時半に小田原駅集合。そして菅原さんと私の車に分乗し山の北側、最乗寺へと向かう。途中ビールの補給をしながらもほぼ順調。とっくに飲み出しているヒゲのおじさんも絶好調である。と思いきや、有名な杉並木参道となるあたりから車がのろのろとなり、間もなくピタっと止まってしまう。ここ最乗寺道了尊は、何と初詣で有名な寺だったのだ。バスで来た人などは、車のわきをどんどん歩いていく。当パーティは子供もいるため、最奥の駐車場まで行こうという事になり、ただひたすら車が進むのを待つ。
 何とか寺の駐車場に車を入れ、歩き出したのはもう11時半。道了尊の境内ではたこ焼きなどの露店も軒を並べ、大混雑である。分かりにくい登山口へは、10年前に来たことがあるという大久保氏に先導してもらい、何とかガイド通りのルートを辿る。一方田原・遊佐組は一本違う尾根に入りこんでしまい、飲みすぎ行き倒れになっていない事をモートーコールで確認しながら進む。途中林道を二本も交差させ、こちらを来れば渋滞には巻き込まれなかったのに、と悔やみながらも12時半見晴らし台に合流。時間的制限より明神ヶ岳頂上へは行かず、ここでお昼を食べて下山する事とした。
 おじさん連中の青息吐息と違い、3才の菅原求くんをはじめ子供たちは絶好調。旧会員の菅原ひろ子さんに、つたを使ったリース作りなどを教えてもらい休むひまがない。餅を食べ、熱かんを頂き2時下山。ごった返す道了尊に改めて詣で、今年も肝臓が元気であることを祈願した。三峰のみんなの分もお願いしておいたからね。 帰宅後、江村・冨岡組が、寒風の明神ヶ岳山頂で我々をずっと待っていてくれた事が判明。申し訳ありませんでした。お詫びに今度一杯おごるから許してちょうだい。


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