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甲斐駒ヶ岳集中
その1 総括
委員長・服部 寛之

 忘れもしない95年8月、甲斐駒集中登山に挑んだ大久保委員長以下6隊総勢24名は、不運にも大型台風に蹴散らされスゴスゴ退散してきたのであった。今回はそのリベンジである。はずだったのだが、またしてもウンメイの女神は微笑まず。
 今回も5年前と日付も曜日もまったく同じ9月15・16・17日、金・土・日の三連休で、次の4ルートを計画した。しかし、A隊はダム工事に行く手をはばまれて登れず、B隊はメンバーの足並み揃わず取り止めとなり、D1隊も悪天予報に中止、C隊とD2隊は大雨にタタラレ、結局頂上を踏んできたのはまたしても北沢峠隊(D2)だけであった。
 計画は次の通りであった。

集中日時 17日午前8:00 甲斐駒ケ岳山頂
A15日~中ノ川本谷(L)植村、鈴木(章)、福間
B15日~角兵衛沢~鋸岳(L)田原、佐藤(明)
C15日~尾白川本谷(L)小堀、小林(と)、野口、紺野、井上(博)
D115日~北沢峠(L)遊佐、(中俣)
D216日~北沢峠(L)服部、四方田、菅原、小林(勝)、(高山)

 この9月の敬老の日はカレンダーの巡り合わせによっては誠にうれしい三連休になるのだが、丁度台風がやってくる時期でもある。今年は15日は晴天であったが、16、17日は北上中の台風に前線が刺激され関東南部は大雨で、甲斐駒周辺も不安定な悪天に見舞われたのであった。
 しかし、二回チャレンジして二回とも不成功というのはクヤシイではないか。なぜうちの会が甲斐駒で集中をやると天気が荒れるのだ? 単なる天候の巡り合わせか? それともこの山の守護神摩利支天に嫌われる何かがあるのだろうか? 会員諸氏の行状を考えると、後者であるような気がしないでもないと思うのはわたくしだけであろうか・・・。
 考え過ぎはカラダに良くないのでこれ以上は追求しない。

 *95年の甲斐駒ヶ岳集中については岩つばめ289号参照。


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