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鳥海山
四方田 隆弘

山行日 2001年5月26日~28日
メンバー (L)山沢、田原、広瀬、服部、谷川、四方田

 金曜日夜9:30頃、田原さんの店に集って出発。ザックとスキー板と人間と酒とチャブ台、その他諸々のよくわからない物を詰込んだ車の中は身動き一つ出来ないカオス状態。まさに伏魔殿と化したハットリ号は7時間余りかけあわやビックバン寸前の所で、翌日の朝祓川の登山口に到着。遠い・・。
 夜中降り続いていた雨も登山口に着いた頃には小雨になっており、それではということで登りだしたが、その後、断続的に降りだした風雨にたまりかね避難小屋の手前でそそくさと下山。途中、鳥海荘のお風呂に入り、夕食用の山菜を採りつつ、2日目の予定コースの登山口、百宅口の大清水まで直行。この日の夜は、山沢さんが昨年知り合った青森八戸の山岳会の人たちと大清水避難小屋で大宴会。
 生まれて初めて山の中でオサシミとカニを食べた。
 翌日朝、雨は上がったが山はガス。6:30頃八戸のパーティーと一緒にスキーで登る。服部さんはつぼ足。途中の避難小屋手前まではそれほどでもなかったが小屋付近から頂上までは濃いガスで何も見えず。山沢さん、谷川さん、四方田は頂上に11:30頃にやっと着く。遠い・・。
 生まれて初めて山の頂上でカニとツブガイを食べた。
 ガスの切れ間から時々見える鳥海山はなだらかな広い斜面が広がり、濃いガスの中ではとてもスキーでの山行は難しそうだったが、今回は八戸のパーティーが用意した赤旗とルートファインディングのお陰で登って滑り降りてこられたようなもの。頂上には、学生達の様な若い人達のパーティー20人位と3~5人程のパーティーが2~3組と結構な混雑。その後、若い人達のパーティーは、濃いガスの中を豪快に滑り降りていった。いったい、この程度の視界の悪さ位では普通は登ってしまう、ものなのでしょうか? もっとも、私的には下手くそなスキーを他の人に見られずに好都合ですが。
 田原さん、広瀬さんは2050m付近まで。服部さんも、同じく2050m付近で引き返した。
 下山後、谷川さん・四方田は院内駅まで送ってもらい、その日の内に電車で帰京。残った人達は露天風呂付きのキャンプ場でキャンプ。再び大宴会。翌日は山菜採りを予定していたが、雨模様のため山菜はお店で買って、温泉に寄って帰京。
 今回、八戸のパーティーの方々には,大変御世話に成り有難うございました。


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