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三ッ峠・岩登り講習会
小堀 憲夫
山行日 2001年5月19日~20日
メンバー (L)小堀、小幡、越前屋、福間、小林(と)、山口、高橋(俊)
19日のみ 紺野、内山
20日のみ 四方田、服部、[中沢(佳)]

 今回の岩登り講習会は参加者も多く、それなりに充実していたと思う。古いメンバーの福間姉御が、
「三峰の岩トレに出て、今回ほど楽しかったことはないわっ!」
と、言っていたから、たぶんそうなのだろう。
 いつものパターンで、御坂峠側の裏登山口に金曜の夜入り仮眠、翌朝早く岩場下の一番良い場所に天幕を張り、練習を開始した。
 初日は二班に分け、小幡、越前屋、紺野、福間、小林は一般ルート等で練習。小堀が3級の岩場等で、山口、高橋の入門コースを担当した。入門コースのメニューは、
(1) 基本的なムーブ・ホールドの使い方
(2) 支点の取り方
(3) 確保の方法
(4) ザイルワーク
(5) 懸垂下降
 などである。午前中、一通りのメニューをこなして午後は場所を移し、引き続き練習した。経験者組は、午後鶴亀ルートに出かけた。昼前に到着した内山さんも練習に参加。少しくたびれた紺野さんが経験者組から抜け、内山さんをサポート。そのうち入門コース班に合流し、最初は見学の予定が結構しっかり練習した。土曜だけの紺野、内山両氏が帰り、入門コース班も5時過ぎに練習終了した。
 幕場に帰り、まず水の確保。ところが、いつもの水場は土砂崩れの為か大分下に異動し、しかも細くなっていた。要注意。軽くやりながら大鍋の用意をしていると、残りのメンバーが鶴亀ルートから帰ってきた。八寸バンドの手前から懸垂で下りてきたとのこと。充実したようで、興奮気味だ。結構、結構。楽しめて良かった。
 その夜のメニューは、八丁味噌仕立ての具沢山豚鍋だったが、まさかと思った大鍋2杯がきれいになくなった。八丁味噌が味噌!
 翌朝は、日曜班が来る前に、全員一般ルートから上まで抜けてみようということにして練習開始。小堀/福間/高橋班、越前屋/小林班、小幡/山口班に分かれて、渋滞中の下部から強引に取りついた。第1バンドで次のルート探しに少々手間取ったが、3級の10.5クラックを小堀、小幡班が、5級のクーロワールを越前屋班が上り、天狗の岩場から懸垂下降を繰り返し、下まで降りた。途中、下に四方田氏がフワ~と到着して待ちくたびれて昼寝を始め、服部委員長が中沢さんを連れて到着し、四方田氏と合流してこれまた銀マットを被り昼寝を始めたのが良く見えた。流石に委員長一人は、しっかり練習風景を観察していた?
 下に降りて直ぐに、待たせた四方田、中沢両氏の練習をまずは3級の岩場で開始した。隣で高橋くんは四方田氏とリードの練習も少しやった。一通りメニューをこなすと良い時間になったので終了。
 帰りは河口湖駅前のホテルのお風呂で汗を流して帰った。
 岩トレは定期的にやりましょうね。

三ッ峠でのトレーニング


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