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上越・三国山ハイキング
藤本 伸子

山行日 2001年7月28日~29日
メンバー (L)服部、伊藤(め)、藤本

 気持ちのいい風、お日様、花々、そして温泉をはしごした贅沢ハイク。3ヶ月経った今振り返っても気持ち良くなっちゃう、そんな穏やかな1日だった。

28日(土)
 夜9時に練馬高野台駅集合、服部さんの車で出発。幕営を予定している三国トンネル手前の駐車場辺りまで来たら、ものすごい濃霧で、視界も悪くオソロシイ雰囲気。夜のトイレが恐い・・・と内心ビクビクしていたら、ここは交通量が多くうるさいので、別の寝床を探してみようという服部さんのお言葉。結局、トンネルを抜け新潟県にはいったところの空き地でテントを張った。こちら側は霧も少なく、雰囲気もずっと人間界的。トンネルを挟んで、こうも天気が違うものかと驚いてしまう。その後、このメンバだから成り立つ、ホントの「一杯」をやり就寝。ただ、移った場所でも車の騒音がひどく、余り眠れなかった。

29日(日)
 明け方5時、テントの外の誰かから、突然起こされ起床。目には見えない「近隣」住民より苦情が出ているとのことで、場所の移動を余儀なくされる。移動後、ボーッとしたまま朝食を済ませ、6時30分頃出発。草ボーボーの登山道入り口から、三国峠、上信越自然歩道を通り三国山へ向かう。途中から、きれいなお花畑。ここで「きれいな花」としか言えないのが悲しいなぁ。名前覚えたいんだけど、これがなかなか・・・。
 出発から2時間ほどで三国山の山頂到着。頂上からたくさんの山々・・・あぁ、ここでも「山」としか言えない・・・が見えた。来た道を戻り、三国峠から旧三国街道を歩く。とても静かで、お墓の多い道。そんな中、はっとりさんの過去の霊体験を聞く。山で霊体験した人の話は多い。私は絶~対体験したくないんだけど。お願いだからでないでね・・・って、一体誰に言えばいいのでしょうか?
 温泉目指して歩き続けていると、道はどんどん狭く、急な下りになっていく。途中、カモシカ君を発見。ずんぐりむっくりで、ウソっぽいカモシカ。とりあえず美脚の持ち主ではなかった。
 13時過ぎに法師温泉着。JRフルムーンのポスターで有名になった秘湯。明治時代に建てられたというだけあり、鹿鳴館のような旅館で豪華。気分はイキナリ高峰三枝子だったが、入り口で、「ちょっとお客さん、ヒルついてない?」と、生まれて初めてのヒルチェックを受ける。冗談!このアタクシに・・・と思いつつ、履いていた靴を見たら、しっかりナメクジが靴紐にへばりついていた。ど、動揺。頭によぎるのは、以前ヒルが皮膚の下に入っちゃってぇー、病院でヒル抜きをしたのよっ、と明るく話していたヨーコさんの笑顔。ナメクジは最初の一歩として、あぁ、アタシこれからどうなっちゃうの!?。
 ヒルチェックを突破し入った温泉は、有名な大浴場でなく、狭~い女湯。趣があってナカナカなものの、非常に込み合っている上、洗い場も無いし、とにかく落ち着かない。宿泊できれば最高なんだけど、女湯つかるだけではちょっと物足りなかった。結局、法師温泉を出た後、別の湯~トピア的温泉に入りなおし、メグチャンの*+P#&運転のもと帰路についた。法師温泉は、いつか、いつかお金持ちになって、雪の降る頃フラッと上原謙と泊まりに行ったら、素晴らしいんじゃないだろうか。老後の夢リストにいれておこう。
 はっとり委員長様、新人2人の面倒見て下さって、どうもありがとうございました。


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