このタイトルに関しては、未だ真意が伝わっていないような上に、ある時は「俺食紳」だったり、またある時は「俺食人」になっていたりして、「オマエ人を食っているな!」とお叱りのお言葉を頂いたりしました。
「すんません」(^_^;) と笑ってごまかすしかないのですが、もう一度説明させていただきます。
これは、フランス語の A la cuisine ! (「さあ、召し上がれ」くらいの意味)の当て字のつもりで、昔、テレビの料理番組「料理の鉄人」のオープニングで、司会の俳優が「アレ、クイジン!」とやってたアレです。正確には、「俺 食神!」と表記したかったのですが、如何せん、いつも編集の最終段階のドタバタの中でやっつけてる原稿なので、見落としてました。
と、言い訳はこのぐらいにして、今回も豪華でっせー!
では、アレ、クイジン!
まずは、by 鉄人 土肥 雅美
(1) | 人数分の岩魚が釣れたら岩魚、釣れなきゃ持参の魚でも豚肉の味噌漬けでもなんでもヨイ+野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、きのこなんでもヨイ)を一人分ずつアルミフォイルにしっかり包んで塩少々を振って蒸し焼きにするだけ。 |
(2) | アルミフォイルはケチらないこと。破れそうなら二重にする。あと、網(100円ショップで売っている)は必携。 |
(1) | 餃子の皮に、コンビーフ・溶ける(溶けないのでもヨイ)チーズ・グリーンピース(なくてもヨイ)を包む。 |
(2) | ビリー缶大の蓋に油を多めに入れ焼く。焦げ目がついたら水を少し入れてアルミフォイルか何かを被せて蒸し焼き。 |
(1) | じゃがいもをすりおろす。 |
(2) | 小麦粉少々と塩、鶏卵(なくてもヨイ)、ウィンナーソーセージまたはベーコン(なくてもヨイ)を刻んでを混ぜ、油少々をひいて薄めに焼く。 |
(1) | 中塩か辛塩(が日持ちがいい)の鮭の切り身を削ぎ切りにして(メンドーならそのまま))、安い日本酒にしばらくつけて置く。 |
(2) | 紙に挟んで酒をふき取る。(ここがポイント) |
(3) | 研いだお米にやや多めに水加減し、酒と塩(あれば醤油も)少々を加え、鮭を載せて普通に炊く。 |
(4) | メンバーが金持ちそうだったら、イクラをのせて親子丼。でも、イクラはいちど凍らせると(もちろん暑くても)ダメなので時季を見ましょう。最後にもみ海苔をかける。 |
どれも美味しいヨ!作ってみたい人がいたら、優しくご指導します(手は出さないけど、口は惜しみなく出します)。
次は、by 鉄人 越前屋 晃一
(材料) | そこらに生えているヤマブキ、酒、醤油、砂糖、豆板醤、油 |
(作り方) | 軽く湯がいて、そこらでぶらぶらしている奴をおだてて筋をむいてもらいましょう。ここで「あなたは料理人に向いている。筋がいい」の一言をかけます。適当な大きさに切り分けて軽くいため、味付けは砂糖、酒、醤油の順に入れてコトコト煮込んで適当な所で豆板醤をまぜてできあがりです。味付けの苦手な人は「麺つゆの素」を適当に薄めて豆板醤をまぜて煮るだけでも充分いけます。 |
(材料) | 高野豆腐、乾燥ゴーヤ、ウィンナソーセージ、豆板醤、オイスターソース、塩、油 |
(作り方) | 山行前に高野豆腐3ヶ位をミキサーかすり鉢で粉粉にしておきます。幕場に着いたらまずゴーヤの水戻しをします。なかなか戻らないので非難を浴びることもありますがじっと耐えましょう。料理道はきびしいのです。 様子を見て半カップほどのお湯を沸かして粉末高野豆腐を大きくかき混ぜて煮ると煎り豆腐に近いものになります。寛容な三峰のみなさんはここで「おー豆腐だ!」とか言って喜んでくれるはずです。でも過大な期待は止めましょうね。 つぎに、水戻したゴーヤを軽く絞り、ウィンナ7~8本を8ミリの小口切りにしてちょっと多目の油で炒めます。 少々の塩、豆板醤を適当に、オイスターソース大さじ2杯で味を調えて、最後に煎り豆腐を加えてまぜまぜしましょう。 |