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集中山行 谷川岳・二俣
その1 総括
委員長・服部 寛之

山行日 2002年10月12日(土)~14日(体育の日)
集合 14日午前8時半 谷川岳・二俣
入山パーティーとルート (集中したのは(1)~(3)10名)
(1) 谷川温泉~二俣定着(ヒッツゴー沢) (L)野口(芳)、小幡、土肥
(2) 土樽~万太郎本谷~谷川岳~二俣 (L)紺野、金澤、(中館)
(3a) 土樽~蓬峠~武能岳~茂倉岳~谷川岳~二俣 (L)服部、天内、(古野)
(3b) 天神平~谷川岳(3aに合流)~二俣 内山
(4) 谷川温泉~二俣定着合流 広瀬夫妻

 昨年の芝倉沢(2001年10月6日~8日)に続いて、今年の秋の集中も谷川で行なった。集中場所は中ゴー尾根末端の二俣である。
 委員会では、集中場所の候補として会津駒、上州武尊、谷川二俣の3案を検討したが、やはり谷川がいちばん入り易いだろうとの判断で二俣に決めた(8月28日委員会)。続く9月11日の委員会で、計11のモデルコース(尾根5、沢6)を選定し、リーダー格の会員に好きなコースを選択してもらってリーダーの決まったコースで募集した方が応募する側も決め易いだろうということになり、服部が数人に打診した。だが、応じてもらえたのは一人だけで、結局この目論見はうまく運ばなかった。山行打ち合せの10月2日のルームでは、尾根3、沢4の7コースに計15人の応募があった。10日後の出発までにはあと何人か参加表明があるのではないかと思われたが、しかしながら事態は参加を決めていた者が相次いで抜け落ちるという思わぬ方向に展開し、最終的に冒頭に掲げた4パーティー12人という陣容となった。さらに残念なことには、二俣に入る予定で13日谷川温泉まで来た(4)の広瀬夫妻が駐車場の場所がわからず、二俣まで来ることができなかった。結局集中できたのは、(1)~(3)の3パーティー10人であった。尚、緊急連絡先は春の集中に引きつづき今回も播磨さんに引きうけていただき、感謝でした。
 以上のように、8パーティー21名が参加した一年前と比べるとなんとも寂しいかぎりで、委員会としてもショックは小さくなかったのであるが、しかしながらこの3連休谷川は絶好の秋晴れに恵まれ、尾根も沢も誠に気持ちよい山旅を味わえた。(だが、楽しみにしていた紅葉は色づきが冴えず、残念であった。去年の絢爛さが嘘のようである。この夏の異常な酷暑の所為だろうか?)予定では14日の午前8時半までに二俣集合となっていたが、実際には13日の夕方に3パーティーとも揃い、河原で焚火宴会となった。そして14日は7時に二俣から撤収し、谷川温泉に下山後ただちに野口車で2台のクルマを回収(湯桧曽と土合に置いてあった)、湯テルメで汗を流したのち駐車場で帰宅経路に合わせクルマを乗り換え、解散となった。
 こぢんまりとした温かな秋の集中であった。

10月14日 二俣を出発する前に

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