トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ311号目次

秩父御岳山・温泉ハイキング
藤本 伸子

山行日 2002年12月8日
メンバー (L)服部、西尾、谷川、藤本

 朝8時頃、飯能駅に集まった。飯能は、自宅がある石神井公園駅から、西武線急行で30分。日頃、下り電車を余り利用しないので、まずその近さに驚かされた。そして何より飯能駅!無人駅に近いものを想像していたので、その新しくて立派な駅ビルにびっくり。構内には地元に進出していないスタバが出店していた!

 合流した服部さんの車に乗り込み、秩父御岳山を目指す。西尾さんは、お隣の高麗駅近くにお住まいということで、彼が普段登山を楽しんでいらっしゃる山々をご案内下さる。物見山、子の権現・・・と、小学校の頃、遠足で登った懐かしい名前が続いた。大人になってから、ずっと自分は都内中心部にのみ向かって進出を続けていたけれど、本来は飯能寄りの人間だったんだなぁ、と意識させられる。不義理をしていたようで、なんか申し訳ない。

 登山後に入る大滝温泉・遊湯館の駐車場に駐車し、普寛神社のわき道から、9時半頃に登り始めた。秩父御岳山は、温泉をベースに、4時間程で周遊できる。道は穏やかでのんびりハイクが余裕で楽しめ、童歌が遠くから聞こえてきそうな、静かな日本の山という雰囲気だ。この日ツイていた点は、頂上はあたり一面をうっすらと雪が覆っていたこと。翌日には東京に大雪が降ったので、ちょうど降り始めにハイキングが出来た。おかげで、簡単な散歩コースの割に、違う世界にトリップする感覚が味わえ、ラッキーだった。私にとっては十分、あれでも、冬山だった。

余裕で頂上 11時30分、御岳山頂上。服部さんがお持ちくださったお汁粉を頂いた。毎回思うけど、外で食べるのは、本当に美味しい。

 下山後、大滝温泉に立ち寄った。多少カルキ臭かったけれど、1階に檜風呂、地下1階に岩風呂があり、窓から中津峡の景色が望めたので、悪くなかった。(・・・下山後の温泉に慣れてきて、私も言うことが偉そうになってきた。イカンイカン。)

 帰路、秩父の街中の西尾さんお勧めのお店で、美味しいお蕎麦を食べた。西尾さんは蕎麦研究もされているそうで、登山、バードウォッチング、無線、HP作りに追加される、新たな西尾ワールドを知り、その多趣味ぶりに感心する。
 帰りは谷川さんと二人で池袋行きの電車に乗った。谷川さんとは、なかなかお話する機会が無かったので、色々なお話を聞かせて頂いて、嬉しかった。ありがとうございました!

〈コースタイム〉
大滝村道の駅(大滝温泉「遊湯館」)駐車場(9:36) → 1本(10:30~40) → 御岳山(11:30~12:10) → 杉ノ峠(13:05~10) → 道の駅駐車場(14:00)


トップページ > 岩つばめ一覧 > 岩つばめ311号目次